子供服やベビー用品を選ぶとき、「カバーオールとロンパースって何が違うの?」「おくるみってバスタオルと違うの?」と、名称で迷ったことはありませんか?
特に初めての育児や、ギフト選びのときは、似たような名前のアイテムに戸惑いがちです。
この記事では、新生児から小学校低学年くらいまでの子ども向けアイテムに使われる紛らわしい名前や独特な呼び方について、それぞれの意味と違いをわかりやすく解説します。
どちらも「つなぎ」タイプの服ですが、以下のように用途やデザインに違いがあります。
ポイント:
・ロンパースは「肌着」として着ることが多い
・カバーオールは「服として着る」「外出時の防寒に使う」など実用性重視
この2つはどちらも肩紐付きのボトムスですが、ファッション用語としてのニュアンスに違いがあります。
ポイント:
・実際にはオーバーオールとサロペットは同義で使われることも多いので、そんなに気にしなくてよさそう
・「オーバーオール=つなぎっぽい」「サロペット=おしゃれ寄り」
・オーバーオールは英語、サロペットはフランス語由来(豆知識)
おくるみは、新生児を優しく包むための布のこと。バスタオルと混同されがちですが、使う目的が異なります。
ポイント:
・おくるみは「スワドル」とも呼ばれ、モロー反射(ビクッとする動き)を防ぐ効果も
・最近は夏用・冬用のおくるみもあるので季節に応じて使い分けるのがベスト
子供用衣類でもよく使われる「トレーナー」という言葉、実は和製英語です。
ポイント:
・日本では「トレーナー」と呼ばれるが、海外では「sweatshirt(スウェットシャツ)」が一般的
・同じものを指していることが多いが、ブランドやショップによって使い分けられることもある
どちらも「ぴったりフィットする細身のパンツ」ですが、ファッションの文脈で使い分けられています。
ポイント:
・子供服では「レギンス=見せる用」「スパッツ=見せない用」と思ってOK
・ブランドによって名称が逆転している場合もあるので注意
上下が別れた服を指す「セパレート」と「ツーピース」、似た意味ですが微妙な違いが。
ポイント:
・「セパレート=個別アイテム」「ツーピース=セット販売」くらいに捉えると分かりやすい
(上下ばら売り / 上下セット と言ってほしい…)
・「セットアップ」も含めて、上下が分離された服だけどセットで着ることを想定しているものを指す名称程度に考えた方が良さそう
子供服は用語の違いを知っておくと選びやすくなります。でも、「子供服特有の呼び名は幼児期アイテムくらいで、そこを超えると大人と一緒(この記事にも大人と共通のものが多い)」「ファッションアイテムの呼び名は時代によって結構変わる」ので、覚えるより迷った時にこの記事を読んでいただいた方が効率的だと思います。
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